② 「ペンションが今年も続けれました。 そして取り巻く環境」
今年もなんとかペンションを続けれました。
今年いらしたお客様、ありがとうございました。
そして中でもリピーターのお客様、ありがとうございました。
ヴェンティチェロは、今やお客様の65%以上がリピーターのお客様、
というペンションでは変わった宿でございます。
これは全体の宿泊施設の一般的数値からすると突出した値だそうです。
新規の宿泊客がいないのかい、、、なんてバカにされそうですが(まん
ざら間違いでもない・笑)。
つまり、ヴェンティチェロはリピーターのお客様がいなければ倒産してる
可能性大です。
リピーターのお客様に支えられてるわけです。
このことを当たり前と思ったことは無く、「ありがたいことだ」と感謝の気持
ちをいつも持ってます。
毎年、年末、この記事を書きながら、今年いらしたリピーターのお客様の
お顔を頭に浮かべます。
本当に今年もありがとうございました m(_ _)m
実は、年々、ヴェンティチェロの経営状況は下降気味。
これは、まずうちのペンション自体(私&妻)に問題があって、経営努力
や工夫をしていく必要があります。
そして、うちだけの問題じゃなく、取り巻く環境が原因ということもありま
す。
こっちが大きい気もします(言いわけじみてますが)。
実際、他のペンションの先輩方のお話を聞くと、皆さん下降気味だとおっ
しゃいます。
また、山中湖にお客様が来ない状況が続いてます(中国人のみ増加傾
向)。
そして、そして、全国的、ペンションが不振だそうです。
ペンションという業種が不振。
山中湖という観光地が不振。
山中湖の立地にあるペンション=ヴェンティチェロも当然不振。
今年、国から宿泊施設に向けて「あるアナウンス」がありました。
「従来の{1泊2食付スタイル}を止めて、食事を付けない{素泊りスタイ
ル}に変えなさい」。
「これから東京オリンピックもあり、インバウンド=外国人客が増えてく
る。これは政権政策でもある。外国人客は宿の食事を取る習慣が無い」。
とのこと。
実際、{食事無プラン}で運営する形態=シティホテル・ビジネスホテル・
安価な素泊り宿だけが好調なようです。
逆に、従来の{1泊2食付プラン}で運営してる形態=旅館・民宿・ペンシ
ョンが苦戦してるようです。
この状況を踏まえて今後を考えていきます。
私は料理担当のシェフであり、料理がヴェンティチェロのウリだと自負し
てたので、簡単に変えれないかもしれません。
また、何組かのリピーターのお客様にアンケートでお伺いしたのですが、
「大反対」とのことでした。
こんな状況下でうちを選択いただいたお客様、ありがとうございます。
何はともあれ、来年はヴェンティチェロは10年目を迎えます。
お客様を、特にリピーターのお客様を大切に張り切っていきます!!
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